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日本全国温泉を巡ってみて、忘れられない温泉 24選【名湯・秘湯】

日本全国の温泉を巡ってきた温泉マニアのそい(@mame_tabi)です。

自分はこれまで様々な温泉と出会ってきました。

一度しか行ってないのに強烈な泉質や、景色が記憶に鮮明に残っている温泉、泉質がよくアクセスもいいので旅行の通り道に通うようになった温泉。

今回は数多く湯めぐりしてきた中でも、記憶に鮮明な忘れられない温泉たちをまとめて紹介していきます。

目次

鮮烈に記憶に残っている、名湯・秘湯 24選

黄金温泉(北海道)

建物外観
ご主人お手製の十割そば

含鉄系でかつ硫黄系で注ぎたては鮮やかな透明、注ぎたてを堪能できる楕円形の浴槽が源泉そのままぬる湯で最高です。

温泉施設そのものがご主人の手作りという物凄い温泉。ご主人が打ってくれる十割そばも絶品。

ニセコ地区に来た時は絶対に寄りたい最高の温泉。

谷地温泉(青森県)

青森県の八甲田山には酸ヶ湯や蔦温泉など有名な温泉地が数多く存在するが、自分が一番印象に残ったのが谷地温泉。

二種類の源泉がいずれもぬるめで提供されていて、一生浸かりたいと思えるぐらい素晴らしい温泉です。

微温湯温泉 旅館二階堂 (福島県)

山道を縫うように走った先にある福島県の名湯、微温湯温泉と書いてぬる湯温泉と読みます。

その名の通り、人間の体温ぴったりの極上の透明硫黄泉が大量かけ流しされています。

一度入るともう出れないぐらい気持ちの良い不感欲が可能です。
風呂上りは温められている沸かし湯があるのでそこに浸かって少し温まってから出れるのも微温湯温泉の特徴です。

新野地温泉 相模屋旅館(福島県)

木造りの内湯
湯けむりがあちこちに立ち込める

旅館のたたずまいはよくある和風旅館といった感じですが、温泉へ通じる通路のところかしこから湯けむりがあがっています。

露天の眺めも最高ですが、内湯もぬるめに調整されていて木造の浴槽の風情も合わさって絶品の温泉です。

姥湯温泉 舛形屋(山形県)

岩肌が圧巻の露天風呂

姥湯温泉は全国屈指の秘湯と言われている理由が温泉へアクセス、車でいくことは出来ますが、道路は激狭、急こう配、山をひたすらうねった先にある温泉です。

しかし、露天風呂から最高の景色を見ると、行った甲斐があった…!と確実に感じさせてくれるでしょう。
山のスケールと圧倒的岩肌を前に浸かる温泉は最高です。

那須温泉 雲海閣(栃木県)

温泉に続く道
長い通路を抜けると極上の内湯に出会える

那須温泉には半分廃墟と言われて、マニアの間では有名だった老松温泉がありましたが、2020年ついに閉館。

ただ、この雲海閣も老松温泉に負けず劣らずのヤバさで(こんなこといったら怒られるかも)途中の通路や階段など迷路のようで、なおかつ不気味な雰囲気もありますが、たどり着いた先の温泉はとても大切に扱われた湯使いと木の浴槽が最高、このギャップがたまらんのです。

塩原元湯温泉 元泉館(栃木県)

エメラルドグリーンの露天

エメラルドグリーンの露天風呂、内湯は日によって色が変わるらしい?という神秘的な温泉。

投宿したのでよく覚えている温泉で、露天はぬるめで一生浸かってた記憶があります。朝ごはんの温泉粥もほんのり温泉の香り(硫黄系)が宿っていてとっても美味。

温泉粥

万座温泉 日進館(群馬県)

露天からの眺めは絶景

標高1800m級の高山の景色を一望できる景観を持つ露天風呂は最高の一言につきます。

万座温泉は大きめの施設が多いですがそれを補って余りある木造の風情と湯量の豊富さが最高の温泉地です。

七味温泉 紅葉館(長野県)

秋には旅館の名の通り立派な紅葉を望める
2種類の源泉がかけ流し

信州高山温泉郷は特徴のある温泉ばかりで、湯巡りがとても楽しい地域ですが、七味温泉の紅葉館もその一角。

露天からの景色はもちろんのこと、炭の湯という露天にあるもう一つの浴槽(炭で出来ているので真っ黒)がぬる湯とあつ湯の混合泉でそれぞれ湯量を調整して、自分好みの温度に調節できるという神がかった浴槽です。

温度を自分好みに作れて、色付き前の温泉が味わえるもんですからとにかく最高です。

山田温泉 大湯(長野県)

木造の風情ある浴槽、奥のカランの方式がかなり特殊
歴史を感じる外観

歴史を感じる建物に、歴史を感じる木造の浴槽が特徴です。

カランに相当する部分が木製の栓を引っこ抜くと流れているお湯が分岐して出てくる(もちろん源泉)というここでしか見れない特殊な仕様ですが理にかなっていて感心です。

お湯はかなり熱めなので、長湯せずにサッっと浸かってポカポカになれます。

松川渓谷温泉滝の湯(長野県)

店主が自分と同じ大阪出身で創業者から施設を引き継いで営業を行っているとのことで、話に花が咲いたのをよく覚えています。

この記事に載せているということはもちろんお湯も最高で、渓谷と書いてあるだけあって大自然の岩肌を掘るかのように作られた広い露天が特徴。かなり広いので温度は場所によってぬるかったり熱かったり、その温度差を楽しめる温泉でもあります。

布引観音温泉(長野県)

小諸の街から少し離れた街道沿いにある鄙びた施設ですが、シャワーやカランまで全部硫黄系の温泉という隠れた名湯です。浴槽はぬるめに設定されており、長湯にも適しています。アクセスがいいので通るといつも通ってしまう管理人のお気に入りです。

白骨温泉 泡の湯(長野県)

有名旅館である白骨温泉の泡の湯、景観のいい露天が有名ですが、泡の湯の真骨頂はドバドバとかけながされている透明の内湯にあると思います。

これが36℃前後で一生浸かってられる絶妙な温度で一生浸かってられます。

日帰り入浴も受け付けていますがかなり時間が限られているので調べてから行きましょう。

湯の峰温泉 あづまや旅館(和歌山県)

立派な内湯
源泉を加水せずに冷まして提供している
さまし湯

近畿から2湯だけ最高の温泉をチョイス、そのうちの一つが和歌山の山奥、湯の峰温泉にあるあづまや旅館。

関西でも珍しい硫黄系の温泉で、木造の風情は見た目にもかなり美しいです。さまし湯である小さい浴槽は源泉をそのまま冷まし、長湯に適した温度が最高の浴槽。

花山温泉(和歌山県)

公式サイトより

和歌山市からほど近い場所にこんなとんでもない温泉があったなんて…と思えるぐらい物凄い泉質を誇る温泉です。

含鉄系炭酸泉を空気に触れさせず湯舟に直接配管を突っ込んでドバドバかけ流しにしている湯使いも特徴的ですが、それ以上に浴槽にへばりつく析出物が圧巻です。

さらにぬる湯を通り越して冷泉である27度前後の湯舟と温かい湯舟の交互浴が可能なことも特徴でかなりのファンがいるのも納得な温泉です。

三瓶温泉 国民宿舎さんべ荘(島根県)

県庁所在地の松江から走っているとかなり距離を感じるが、三瓶山周辺に湧く温泉、三瓶温泉は大田市というまだ島根の中では真ん中ぐらいの位置。

公式サイトより

さんべ荘は広い露天風呂に16個もの浴槽があるのが特徴でそれぞれ温度が異なり、非加熱源泉と加熱源泉がどちらもかけ流し。温度が少しずつ違うので温冷の交互浴するには最高の施設です。

竹瓦温泉(大分県)

歴史を感じる建築

別府の温泉、と聞いて自分が一番最初に思い出すのは、湯けむりが特徴の鉄輪温泉でなければ、真っ白で泥パックできる別府保養ランドでもなく、この竹瓦温泉。

1879年創設、昭和13年に再建築された年季の入った施設、脱衣所から仕切りが無く、そのまま一段下がったところにある円型の浴槽に歴史を感じます。

お湯は熱めでみな長居はせずにさっと浸かって出ていきます。早朝から営業しているので、ここで朝風呂に入ると別府に来たなーとしみじみ感じます。

山里の湯(大分県)

温泉吹き出し口からは大量の炭酸泉がかけ流し

炭酸系の温泉と言えば、同じ大分のラムネ温泉が有名ですが、そのラムネ温泉と対をなすレベルのとんでもない炭酸泉が味わえるのが、九重山系の近くにある山里の湯。

とにかく泡付きが物凄く、天然の炭酸泉は都会のスーパー銭湯の人口炭酸泉とは異なり、ゆっくりと体が熱くなっていくのを感じれる。お湯自体の温度はぬるめなので長湯をしながらゆっくり楽しめます。

辰頭温泉(熊本県)

熊本市の北側に位置する、山鹿市、菊池市は実は温泉地が立ち並んでおり、山鹿温泉、植木温泉、平山温泉など温泉密集地帯。

辰頭温泉はさっぱり系の泉質が多いこの地域ではかなり濃い目の硫黄系の透明湯がドバドバとかけながされており浴室はいい香りに包まれています。地元の人たちの普段使いのお湯で、地元の人たちで賑わっているのも風情があります。

湯川内温泉かじか荘(鹿児島県)

川底が見えるかのような内湯

温泉が足元からプクプク湧き出る足元湧出の珍しい温泉。

浴槽の底は砂利になっているので、川に湧く温泉の上にそのまま建物が建っている不思議な感じ。

硫黄系の透明湯がぬる湯で味わえる泉質は最高で、ずっと浸かっていられます。

丸山温泉(鹿児島県)

タイル張りのレトロな浴槽には常に新鮮な温泉が注ぎ込まれている

ここは恐らくマイナーどころと思われるますが、鹿児島北部、薩摩川内の入来温泉からほど近い市日野温泉の公衆浴場の一つ。

このレトロな雰囲気にそのまま浸かれることに幸せを感じれるタイプなら間違いなくハマる温泉

霧島湯之谷山荘(鹿児島県)

霧島温泉はかなりキツめの白濁系の硫黄泉が特徴ですが、この湯之谷山荘の温泉は2種類の源泉があり(炭酸泉のぬる湯と硫黄系のあつ湯)交互浴が可能です。

この2つの源泉が流れつく浴槽が真ん中にあって、そこでミックスされたときの温度がなんとも幸せな温度でずっと浸かってられます。日本全国でも屈指の名湯だと思います。

妙見温泉 田島本館(鹿児島県)

きず湯と胃腸湯の源泉2種類がかけ流し

霧島のふもとにある妙見温泉の中でも田島旅館はきず湯、胃腸湯という名前で2つの源泉を提供している温泉。

泉質はもちろん、霧島新燃岳系のから流れてくる綺麗な川を眺めながら入る露天も最高です。

弥次ヶ湯温泉(鹿児島県)

九州南部によくある共同浴場の形、色彩が美しい

鹿児島薩摩半島の最南端である指宿は砂湯が有名ですが、共同浴場のメッカでもあります。

木造りとは異なる、黄土色が特徴の石で固められた浴室が指宿では各所に見受けられます。

弥次ヶ湯温泉は共同浴場の一つであつ湯とぬる湯(といっても結構熱い)があり、脱衣所と浴室が繋がっている部分などは九州の共同浴場そのままに、指宿ならではの風情を味わうことが出来る共同湯です。

各温泉地の土地柄や風情を感じに行ってみてはいかが?

さて、今回は24選と推しの温泉を多めに上げてみましたがいかがだったでしょうか?

寒い地域、暑い地域、山間、川沿い、海沿い、それぞれ温泉はみな異なった特徴を持っており、いくら目で見て、耳で聞いても実際に湯舟に浸かってみないと分からないことが沢山あります。

もし気になる温泉がもしあれば、是非、土地ごとの風情を感じに温泉に足を運んでみてください♪

当サイトでは温泉の個別レビューと温泉を絡めた旅行記を掲載しています。
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